2019年6月8日、当ホールにおいてヴァイオリン石井裕隆、杉田彩織、田中美聡、天日萌子、ヴィオラ伊藤容実、西部一輝、チェロ小林玄季、高砂拓真、藪崎将、以上9氏によって構成されるThe Root Ensemble Tokyo第2回演奏会が開催されました。
<プログラムより>
(前略)"Root"には「(植物の)根」の他に、「根源」「人の民族的・文化的・社会的な精神的なふるさと」という意味があるそうです。青春(など多くのもの)を捧げた早稲田大学交響楽団や、働くなかで知り合った私たちが、普段の活動の場は別々でも、1つの拠り所になるような場所になればと思い、団の名前に冠しました(後略)。
企画 西部一輝
プログラム第一部はベートーヴェン「弦楽四重奏第10番変ホ長調(Op.74)”ハープ”」。1stVn天日、2ndVn石井、Va西部、Vc小林の4氏が渾身の演奏を繰り広げます。
そして第二部はシューベルト「弦楽五重奏曲ハ長調(D.956)」です(1stVn田中、2ndVn杉田、Va伊藤、1stVc藪崎、2ndVc高砂各氏)。
確かな演奏技術もさることながら、古典の名曲全楽章に真正面から取り組む演奏家各氏の真摯な姿勢に清々しささえ感じさせる素晴らしいコンサートでした。
コンサートの模様は、一部動画でご紹介させていただく予定です。
お楽しみに。