2019年10月5日(土)、当ホールにおいて1stヴァイオリン砂原亜紀、2ndヴァイオリン安井優子、ヴィオラ岡さおり、チェロ小貫詠子、以上4氏による「バンベルク東京カルテット第6回演奏会」が開催されました。バンベルク東京カルテットは2015年に結成された東京藝術大学同窓生による弦楽カルテットで、ドイツ音楽を中心に様々なプログラムに意欲的に取り組んでいます。
6回を数える今回の演奏会の幕開けはモーツァルト「弦楽四重奏曲第2番ニ長調(K.155)」。16歳のモーツァルトがミラノで作曲した若々しく瑞々しい調べがホールを満たします。
2曲目はアメリカの作曲家バーバーによる「弦楽四重奏曲第1番ロ短調(Op.11)」。「弦楽のためのアダージョ」として有名な第2楽章が瞑想的で見事な演奏で披露されます。
休憩を挟んだ第二部はベートーヴェン「弦楽四重奏曲第11番ヘ短調(Op.95) セリオーソ」。ベートーヴェンの激情が見事・凄絶としか表現しようのない演奏です。
この素晴らしい演奏会の模様は一部動画でご紹介させていただく予定です。
お楽しみに。